この家の既存の状態は、築40年以上経った2階建て木造住宅。
こちらのオーナーが幼少期に暮らしていた物件でしたが、成人されてからは別の所に住まいを持ち、こちらは人に貸していました。
1階は貸し店舗で陶芸教室が使っていて、教室の他に陶芸のギャラリースペースや釉置き場になっていました。
2階は、倉庫のようなスペースとして利用していたようです。
実はオーナーご自身も、数年前からこちらの陶芸教室に通われていました。
リフォームについて考え出した当初は、建て替えてアパートにする話が出ていましたが、ご自身も参加されている陶芸教室の先生の意見や、以前よりお父様の影響で喫茶店経営に興味を持っていることなどから、それぞれの夢を活かして、一軒の家にタイプの違う空間が共存する住まいへと、リフォームする事になりました。
リフォームに際しては、1階が陶芸教室と喫茶店兼ギャラリー。
2階はオーナーの居住スペースと、それぞれ独立した空間が存在していますが、ひとつの建物として違和感の出ない様に配慮しました。
技術的には既存部の梁の位置や建物全体の不陸(水平)を調整するなど、見えない部分の修正に労力を有しました。
また、オーナーのこだわりにお応えして、素材選びに留意したり、作業の途中でも一つひとつ確認しながら進めるなど、手作りの感覚で仕上げていきました。
こちらのオーナーが幼少期に暮らしていた物件でしたが、成人されてからは別の所に住まいを持ち、こちらは人に貸していました。
1階は貸し店舗で陶芸教室が使っていて、教室の他に陶芸のギャラリースペースや釉置き場になっていました。
2階は、倉庫のようなスペースとして利用していたようです。
実はオーナーご自身も、数年前からこちらの陶芸教室に通われていました。
リフォームについて考え出した当初は、建て替えてアパートにする話が出ていましたが、ご自身も参加されている陶芸教室の先生の意見や、以前よりお父様の影響で喫茶店経営に興味を持っていることなどから、それぞれの夢を活かして、一軒の家にタイプの違う空間が共存する住まいへと、リフォームする事になりました。
リフォームに際しては、1階が陶芸教室と喫茶店兼ギャラリー。
2階はオーナーの居住スペースと、それぞれ独立した空間が存在していますが、ひとつの建物として違和感の出ない様に配慮しました。
技術的には既存部の梁の位置や建物全体の不陸(水平)を調整するなど、見えない部分の修正に労力を有しました。
また、オーナーのこだわりにお応えして、素材選びに留意したり、作業の途中でも一つひとつ確認しながら進めるなど、手作りの感覚で仕上げていきました。
工事箇所 | 全面改修工事 |
ご依頼主 | 女性 |
面積 | 120.0u |
工事期間 | 約4ヶ月間 |
予算範囲 | 非公開 |
設計 | HAMAKEN |
施工 | 株式会社ピエロホーム |
↑既存 1階・2階 平面図
↑施工後 1階・2階 平面図
↑施工前の様子。
1階、中央の青い庇の部分が玄関。
1階、中央の青い庇の部分が玄関。
↑中央の土間のような共通ホールを通って、
それぞれの空間に出入りする。
それぞれの空間に出入りする。
↑外壁も老朽化していた。
↑1階の道路側の面だけ黒っぽい色で塗装し、
その他の部分は白にして引き締めた。
その他の部分は白にして引き締めた。
↑施工前のギャラリー側から見た様子。
↑「和」のテイストを崩さず、
モダンな雰囲気も感じさせる外観。
モダンな雰囲気も感じさせる外観。
↑以前の玄関。
主に、陶芸教室の方が利用する。
主に、陶芸教室の方が利用する。
↑中央の土間のような共用ホール部分。
正面に見えるドアは、2階への入り口。
正面に見えるドアは、2階への入り口。
↑以前の玄関から入って、
ギャラリースペースを見た様子。
ギャラリースペースを見た様子。
↑左の黒いドアが2階に続く出入口。
右側のドアが喫茶店の出入口。
右側のドアが喫茶店の出入口。
↑以前のギャラリーの出入口。
先生の手作りで、センスが光る。
先生の手作りで、センスが光る。
↑ギャラリー側は、土足OK!だった。
ギャラリースペースも先生の手作り。
ギャラリースペースも先生の手作り。
↑喫茶店兼ギャラリーの看板。
↑以前のギャラリー出入口の面影を残して・・・。
↑以前の1階の台所スペース。
↑かつての台所が、喫茶店の厨房に変わった。
↑以前の1階の台所・食事室スペースを、
釉置き場や作品置き場にしていた。
釉置き場や作品置き場にしていた。
↑梁の補修と補強をして、造作棚・間仕切り壁を撤去し、
開放的な空間にした。
開放的な空間にした。
↑食事室には掃き出し窓があった。
↑掃き出し窓から、飾り棚に変わった。
間仕切り壁が撤去され、道路面からの
採光が厨房にまで優しく届く。
間仕切り壁が撤去され、道路面からの
採光が厨房にまで優しく届く。
↑個人的に以前のギャラリーの雰囲気も好きだったが…
↑「和」のテイストを残した優しい雰囲気…。
↑以前のギャラリーの雰囲気。見る方向を変えて・・・。
↑左側手前に造作のカウンターがある。
それがカフェとギャラリーの境目的役割。
それがカフェとギャラリーの境目的役割。
↑奥に見えるドアは?
↑レストルームでした。
↑思わず長居したくなる。
↑この手洗い器は、陶芸教室の先生の作品。
↑オーナーや先生方の作品達…
↑このカフェではオーナーが作ったコーヒーカップで、
飲み物が頂けます。オーナーが作った作品は、
どれも愛らしく素敵なものばかり。
作品を観賞しながら頂くコーヒーは、
目でも味わえます。
飲み物が頂けます。オーナーが作った作品は、
どれも愛らしく素敵なものばかり。
作品を観賞しながら頂くコーヒーは、
目でも味わえます。
↑この自然の光と影の演出。
癒されます…。
癒されます…。
↑ドアの取手のデザインも素敵です。
↑以前の陶芸教室の様子。
↑意匠的に、柱や長押を黒く塗り直しました。
床を貼り直しました。
床を貼り直しました。
↑縦格子に隠れている部分が階段。
↑1階、共用ホール正面の黒いドアを開けると、
2階に繋がる階段が現れる。
2階に繋がる階段が現れる。
↑脚立がある場所は、以前の子供室。
↑2階ホールからトイレ・洗面脱衣所方向を見る。
洗面脱衣所の奥は浴室へと繋がっている。
洗面脱衣所の奥は浴室へと繋がっている。
↑以前は和式のトイレだった。
手洗い付の洋式に変更。
手洗い付の洋式に変更。
↑洗面脱衣所の様子。
↑ユニットバス。
↑施工前の南側の子供室側から、
北側の子供室を見た様子。
北側の子供室を見た様子。
↑以前、子供室だった所に水廻りを集約。
このキッチンの向こう側に洗面脱衣所と浴室がある。
南側の子供室は、新たにリビングとなったが、既存の本棚は再利用。
このキッチンの向こう側に洗面脱衣所と浴室がある。
南側の子供室は、新たにリビングとなったが、既存の本棚は再利用。
↑本棚がある子供室側を見る。
↑子供室からリビングにリフォーム。
本棚は、装い新たに飾り棚として再活用。
オーナーの作品達が飾られています。
本棚は、装い新たに飾り棚として再活用。
オーナーの作品達が飾られています。
↑施工前の和室。以前は腰窓だった。
↑腰窓をやめ、横スリットの窓に変えた。
↑押入と床の間だった箇所。
↑クローゼットに変更。
↑和室の出入り口側の壁面。
壁面の向こうは階段がある。
壁面の向こうは階段がある。
↑壁面に取り付けられた照明器具も、
部屋のアクセントになっている。
部屋のアクセントになっている。
↑照明器具のアップ。
↑オーナーの作品アップ。
↑1階玄関前の陶芸教室の看板。
真紅の器と大きなカメが目印です。
大きなカメには…
真紅の器と大きなカメが目印です。
大きなカメには…
↑かわいい金魚さんがお出迎えです。